当社のわさび漬は、伊豆地方特有の、酒粕が乳白色のわさび漬です。
静岡県伊豆産のわさびをたっぷりと使用し、酒粕は吟醸酒以上の酒粕を使用しております。
わさび漬は、沢庵、しば漬け、奈良漬けといった漬物に比べますと全国区でポピュラーというほどには知られていませんが、それでも一度味を知ったらそれ以来習慣になってしまったという熱烈なファンが少なくありません。
その秘密は、やはりこの刺激にあるようです。
つーんと来るパンチの効いたわさびの辛み、それを和らげようとがんばる健気な酒粕。
「味」とは「香り」であるともいいますから、わさびのなんとも心地よい香りが口いっぱい、というよりもむしろ鼻腔いっぱい、さらには頭部全体に広がるようなこの味わいには、他に代用品など考えられません。
タムラ食品では、わさび漬をはじめ、わさびのり、わさびわかめというおいしいラインナップで、わさび漬が食べたい全国の皆様に、“おいしいわさびのおいしい脇役” をお届けしてまいります。
わさびは日本古来の食品として、寿司などの和食文化とともに、世界中で知られるようになってきました。
わさびは英語でも「wasabi」というように、世界共通語でもあるんですね。
わさびが全国的に最もよく食べられているのは、寿司、そして蕎麦でしょうか。
どちらもわさびなしでは食べたくないという人もいるほどですが、この場合、食べるというより香辛料として使われるということですね。
わさび漬にして食べる場合でも、どちらかというと脇役というのがわさび漬の立場で、ごはんやかまぼこに添えるといった食べ方がポピュラーです。
あまり大量には食べないけど毎日食べたいのが脇役食品です。
メインのおかずがずっと同じ物だと飽きますが、おかずに添える脇役については、毎日食べても飽きないことが、脇役の条件になりそうです。
わさびも飽きの来ない理想的な脇役です。
なによりもこの刺激なので食欲が出ます。
ただ、お寿司やお蕎麦を毎日食べるのも贅沢な話ですから、安価で家計の負担にならないわさび漬は、脇役の優等生だと言えるでしょうね。
酒粕というものも、わさび同様に、和食の広まりとともに世界で知られるようになってきています。
そもそも酒粕とは、日本酒を造るときに残る白色の固形物ですね。
これを砂糖、しょうがなどでぐつぐつやれば、おいしい甘酒もできます。
「カス」とはいえ、これほどおいしいカスもないでしょう。
日本食品標準成分表によりますと、酒粕の主成分は
となっています。
もちろんこれ以外にも「ペプチド」「アミノ酸」「ビタミン」「酵母」などが含まれています。
【営業時間】8:15~16:45